
美容師アシスタントによくある悩みって?
どこの業界、どんな仕事であってもその仕事に就いているからこその悩み、また楽しみがあります。
また、その仕事特有のものなので働いてみないと分からないという事がほとんど。
では美容師特有の悩みとは?
今回は美容師が抱えるそれぞれの悩みにスポットを当て、その向き合い方についてご紹介します。
アシスタントが抱える悩み
美容学校を卒業し、ようやく憧れの美容師として就職!
でもまずはアシスタントからのスタートです。そこで生まれるこの仕事への悩み。
一つずつご紹介していきます。
1)自分の時間が作れない
一日中スタイリストのサポートに回り、色んな事を覚える時期のアシスタント。
先輩方の技術を見て、学んで、と思っていても雑務だけであっという間に一日が終わってしまうことがほとんど。
フロアの掃除、タオルたたみ、消耗品の補充や点検など、やる事は山のようにあります。
それもサロンの技術テストに合格して、出来る事が増えれば任される事も増え、遣り甲斐や責任感を持てるようになります。
ですが、そこに至るまでの日々がきついと感じてしまう人が多いようでした。
また、営業時間終了後や休日などにも時間を取られてしまう事も悩みの一つに挙げられました。
<向き合い方>
今は美容師としてのレベルを上げるため、日々自主練習や勉強会に時間を使う時です。
美容師としてのスタートラインに立ったのだと考え、前向きに業務に取り組んでいきましょう。
やれる事が増えていくほどに、上手い時間の使い方を覚えるでしょう。
2)先輩や上司によって言う事が違う
「A先輩とB先輩によって指示の内容が違う…」など、言われたことの辻褄が合わず、どうすればいいのか分からなかった…という意見がありました。
意思疎通が上手くいかないという悩みはどこの業界でも有り得る話です。
また、「○○さんは出来ているのに、あなたはどうして出来ないの?」と比較されて傷付いたという声もありました。
モチベーション低下に繋がるため、どう対策をするかが鍵となります。
<向き合い方>
双方しっかり確認しても異なっている場合は、より上の先輩に確認しましょう。
一番やってはいけないのが曖昧にしておくことです。
自分が次に教える立場に回る時のため、しっかりと内容を把握しておきましょう。
先輩方の指摘は大事な宝です。親身に教えてくれようとしているからこその注意がほとんどだと思われます。
中には嫌な言い方をする先輩もいるかも知れませんが、指摘された内容に注意し上手く受け流せるように頑張ってみましょう。
あまりにも酷いと感じたら、立場が上の先輩に相談してみるのも一つの手段です。
3)手荒れや腰痛、脚のむくみなどがつらい
もう周知されているように、美容師は肉体的にハードな仕事です。
立ち続けていることで脚がむくんだり疲れが溜まったりしてきます。
シャンプーを任されるようになると、普段の疲れに加え様々な悩みが出てきます。
サイドシャンプー台の場合は腰を捻るので腰痛になり、シャンプーを何度も行う事による手荒れなどが問題になります。
シャンプーを繰り返すため肌を守る皮脂が落ちてしまい、またお湯を何回も使うことでひどく乾燥してしまいます。
放っておくと美容師の仕事が出来なくなるくらいにまで荒れ、治りにくくなる事もあるため、対策が必要です。
<向き合い方>
脚のむくみや疲れは日々ストレッチやお風呂でのマッサージを心がけましょう。
腰はコルセットを巻くなど、悪化しないような対策をお勧めします。
手荒れについては勤務時間内でも保湿ケアを行い、悪化しないようにしましょう。
また、効果的な保湿ケアを先輩方に教えてもらうのもいいかも知れません。
まとめ
憧れの美容師デビューはアシスタントとしての日常に慣れるまでが大変です。
ですが、それがスタートライン。スタイリストになる、というゴールを念頭に置き、日々を頑張っていきましょう。
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