労働時間の平均は?フリーランス美容師に迫る!

2019-04-22
 

フリーランス美容師」という言葉を知っていますか?拘束時間が長く、休暇が取りにくいと思われがちな美容師の職業。勤務時間外の研修や、自主練習など、実際の労働時間が長いため、平均労働時間は長いと言われています。そんな現状の待遇改善を目指す「フリーランス美容師」をご紹介します。

実際の美容師のスケジュールって?

●出勤

出勤後は開店準備を始めます。大体準備のために9時には出勤をして、用意をしているサロンが多いようです。タオルや備品の確認、店内の清掃といった細かいチェックを行い、ミーティングを行います。開店前に練習を実施するサロンもあるようです。

●閉店後

仮に19時に閉店するサロンで考えてみましょう。閉店後はレジ締め作業や清掃があり、その後にカットモデルのカットを行う事も。さらにそれが終わった後にカットの講習やミーティングなどもあり、退店は10時を回る事も。

●休憩時間は?

法律上では8時間以上の労働の場合、1時間の休憩が定められていますが、まとまった休憩時間は取りにくいようです。特に混み合う時期の週末や大型連休などでは空いた時間にぱぱっと食事を済ませられるといい方、なんて事もあるようです。

休日って取れるの?

おおよその平均労働時間は10時間オーバーと言われる美容師の職業。勤務時間8時間に対し、2時間以上の作業や講習、練習が常となります。また、休日に講習や練習をするように指示をするサロンもあり、有給が保障されていても中々取れないと声が上がっています。年間通しての休日数は100日に届かないサロンがほとんどと言われ、平均は約80日程度と非常に少ない状況です。

拘束時間の長さと休暇取得の少なさから、美容師の職業がブラックと言われる大きな要因のようです。

自由な働き方ができるフリーランス美容師(業務委託)とは?

休日や勤務時間など、自分のライフスタイルに合わせて設定することが出来る「フリーランス美容師」や「業務委託」という選択肢があります。個人事業主として独立をし、サロンと取引を結んだ上で働きます。歩合制が多く、働けば働いた分だけ収入が増えるというのが大きな魅力ではないでしょうか。 柔軟な働き方が出来るフリーランス美容師や、業務委託は、今度待遇改善を求める美容師の注目を集めること間違いなしです。

まとめ

休みが取りにくく、労働時間が長いという美容師の現状と、これからの働き方についてご紹介しました。せっかく美容師免許を取得したのに、労働時間や休日が少ないという理由で美容師を辞めてしまう人も少なくはありません。これからの働き方として「フリーランス美容師」「業務委託」など、自分に合った働き方を考えてみるのはいかがでしょうか?待遇改善は勿論、歩合制のため収入アップも可能なため、今後も注目を集め続けそうです。

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