独立を目指したい!でもデメリットって?

2018-10-03
 

美容師、理容師を目指す上で目標に掲げる「独立」。でもその方法は?どれくらいの時期に独立すればいい?そんな悩みを踏まえて、独立方法をみていきましょう。

いつ独立すればいいの?

自分がしたい!と思った時が独立のタイミングではありますが、独立をする人の多くは30歳を基準にしています。これは資格を取得し、10年近く経験を積んだその時期がベストと考えるようです。経験と気持ち、それ以外に何が必要なのでしょうか。実際に必要となる資金や設備、手続きなどをご紹介します。

独立への準備はかなり大変なもの。そのためサロンの休みの日に用意を進めても中々進んでいきません、独立のためにサロンを辞めて準備に取り掛かる方がいい場合もあるので、まずは何が必要か下記の項目を確認しましょう。

  • 物件の選定(ライバル店が近くにあるかなど)
  • 融資の依頼(内装費や運用資金)
  • 保険の加入(火災保険など)
  • 内装デザインの工事
  • 器材・商材の購入設置(シャンプー台・薬剤など)
  • 広告の準備作成(ホームページの作成・チラシ作成など)
  • 各機関にて開業の手続き申請

まずは物件と思っても、自分の希望に沿った物件が見つからなかったり、理想の内装デザインには予想以上の費用がかかったり、と想定外の出来事も多く、想像よりも時間がかかり大変です。
また、自分がオーナーになるということは雇用する側になるので、助成金の申請や保険加入など、細々と自分でやらなくてはならない事が多く出てきます。事前に下調べをして、慌てる事のないようにリスト化して対策しましょう。

融資はどうしたら受けられるの?

お店を開業するとなると、個人の貯蓄だけでは中々補えないのが現実です。貯金だけでは賄えない人の場合、融資を受ける事で資金が調達できますので、まずは事業計画書を用意しましょう。
また、日本政策金融公庫の場合は個人では取り合ってもらえないこともありますので、事業計画書を代行してくれるところに依頼をすると、審査が通りやすくなります。

日本政策金融公庫からの融資が受けられなかった場合は、銀行からの融資となります。
また、早い段階で独立を目指しているのなら、銀行に定期預金をしましょう。早い内から長い期間をかけて定期預金をすることで銀行からの信頼が得られるので、融資の申請をした時に受けられる可能性が上がります。

補助金も申請できる!

開業資金や運転資金、設備資金といった補助金が各自治体へ申請できる場合があります。これは各自治体によって異なるため、店舗を設けたい場所の自治体に確認をしてみましょう。

集客には新しいお客様が必須!

資金面も整い、お店の用意が整ったら開店です。新しい店舗の場合、新しいお客様の集客が必須となります。もちろんこれまでのお客様が来てくれる事もありますが、まずは集客です。

SNSで開店告知やキャンペーンを行ったり、お店までの道のりを案内をするなど、お金をかけずに出来る事はたくさんあります。これらは開店前でも、開店してからでも大いに有効活用していきましょう。

まとめ

開業する人にとっては長年の夢だった自分の店舗。しっかりとお店が軌道に乗るように、資金面など計画性を持って経営をすることが大切です。また、独立する前に色んなサロンでスキルを上げると共に、人脈作りや未来の顧客作りなどを積極的に行っていきましょう。

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